今回は、プレート式熱交換器の補修・メンテナンス(リコンディショニング、分解・洗浄)事例を紹介します。
プレート式熱交換器は多管式と比べるとコンパクトな形状の為、狭い場所でも設置ができることが魅力の一つです。
しかし、狭い場所に設置したが故に、点検が後回しになったり、取出しが困難になり長い間放置されてしまうこともあります。
今回のお客様も、プレート式熱交換器の定期的な点検ができていませんでした。その結果、能力の低下が起きてしまい、プレート式熱交換器の補修・メンテナンス(リコンディショニング、分解・洗浄)が必要になりました。
プレート式熱交換器の外観
プレートの点検・洗浄
表面に焼き色や水垢汚れが目立ちます。劣化、変形したガスケットを取り外しました。
薬液(酸洗槽、アルカリ洗槽)にどぶ付けし洗浄しました。
プレートを高水圧ジェットで洗浄しました。
プレートの変形、変色、腐食や亀裂の有無を目視で確認しました。
圧力検査、お引き渡し
最後に、エアー圧力検査が正常であることを確認し、お客様にお引き渡ししました。
補修・メンテナンス(リコンディショニング、分解・洗浄)時に使用済プレートやガスケットを点検し、プレート式熱交換器が現場環境に適しているかどうかについてもご提案しています。
千代田商事には、熱交換器の補修・メンテナンス事例が豊富あります。お困りごとがございましたら、お気軽に千代田商事へご相談ください。