2022年5月3日~6日にドイツ シュトゥットガルトにて開催された第34回Control展(計測機器及び品質保証のための技術展示会)に、オンライン参加しました。
千代田商事の主要事業の一つである「世界の先端技術・優良商品の発掘」の事業方針に沿って、日本にも導入できそうな技術や製品を調査することが目的です。また、この記事を通して、読者の皆様のお役に立つ情報をお届けできればと思います。
今回は、様々な事情を考慮し、現地訪問を断念せざるを得ませんでしたが、現地スタッフが会場入りし、ビデオ通話しながらオンライン形式で参加しました。
Control展概要(34th Control)
名称 |
第34回Control展(計測機器及び品質保証の技術展示会) |
主催者 |
SCHALL(シャル) |
出展者 |
約700社
70%:ドイツ国内
30%:ドイツ国外(スイス6%、イタリア4%、米国3%、英国2%) |
展示対象 |
測定技術、材料試験分析装置、電子工学、QAシステム、関連サービス |
来場者数 |
18,531名 |
現地の様子、レポート
3Dスキャンによる形状測定装置
X線によるパイプ測定装置
超音波によるロール測定
製品の形状測定
シュトゥットガルトはダイムラーとポルシェ創業地で有名です。土地柄もあり、自動車関連の企業も多く出展していました。
3年前のドイツ展示会では中国企業が会場を埋め尽くしておりましたが、パンデミックの影響からか、中国、アジア企業はほとんど見当たりませんでした。
欧州から見たアジアがどう映っているのか気になります。
驚いた事にマスク着用者は皆無でした。日本との文化の違いを感じます。展示ブースにてビールを振舞ってくれる企業もあり、ドイツらしいですね。
開催1か月前になり、コロナ規制が緩和され、出展企業が倍増!現地スタッフと連携しながら、急いで準備を進めました。
パンデミックによりオンライン形式が浸透した為、スムーズに参加する事が出来ました。ただ、来年は現地での空気感を味わいたいと思います。
コロナ規制の緩和により、世界中で人の流れが再開しています。また、Control展は2年中断されていましたが、技術の進化は止まりません。今回も新たな先端技術や優良商品を、目の当たりすることができました。
「世界の先端技術・優良商品の発掘」活動を行い、日本のものづくりに少しでも貢献したいと思います。
来年の2023年には、4年に一度開催されるMETECが、ドイツ デュッセルドルフで開催されます。当社も参加を予定しています。
皆さまからの「こんな問題を解決したい」というお問い合わせに対応できるよう、さらなる先端技術、優良商品を発掘してまいります。
それではEinenschönen Tag. (アイネン シェーネンターク)(*ドイツ語で「よい一日を」の意味。)