バルブの流体が海水の場合、腐食が激しくなることが多く、補修・メンテナンスよりも交換することが多いようです。
今回のお客様も同様にバルブの交換をご検討中でしたが、当社で現物を確認したところ、補修・メンテナンス可能であり交換よりもコストダウンにつながると判断できました。また、耐腐食性向上を目的とした補修も同時に実施することをご提案しました。
海水用バルブの耐腐食性向上-補修・メンテナンスの工程紹介
受入
海水用バルブ
弁体に大きな孔あり
ショットブラスト
付着物・腐蝕炭化部位を完全に除去
溶接補強、下地作り
リブを取り付け
コーティングにて下地補強
コーティング
コーティング施工(耐腐食性向上を実現)
成形処理
機能回復を目的に成形
弁の開閉テストも実施
水張試験、ピンホール検査
水張試験
ピンホール検査(コーティング表面に孔などの欠陥有無の確認・密閉性の確認)
組み立て・清掃
組み立て・清掃後、お客様へ納品しました
千代田商事では、今回の事例のように耐腐食性向上を目的とした補修・メンテナンスの事例が豊富にございます。また、バルブの実績も豊富です。バルブの補修(腐食)でお困りに際には、お気軽にご相談ください。
バルブの補修事例のご紹介